赤ら顔の原因ってなに?症状によって原因は違う?

赤ら顔とは、簡単に説明すると、血管の色が顔の外まで透けて見えてしまっている状態です。つまり、血管が何かの理由で広がって太くなり、外から見えやすくなっているか、肌そのものが薄くなっているかが考えられるんですね。それぞれの症状別に、原因を見てみましょう。

じわっと血色が滲むような赤ら顔は炎症が原因

怪我や肌荒れなど、体の組織が傷ついた時に、それを治すための栄養や組織が必要になります。その栄養や組織を運ぶのに、血液が患部に集まるんですね。この一連の働きを炎症と言います。

なので、肌荒れやニキビなど、顔が炎症を起こすと、それを治そうと血液が集まってきて、肌に血の色が赤く透けてくるんです。これが赤ら顔の正体なんですね。

この場合、肌荒れを治療するうちに、赤ら顔が改善する場合がほとんどです。赤ら顔対策化粧水などで、しっかり保湿して肌荒れやニキビを治すようにしましょう。

また、あまりにニキビが続いて、フケなどが多いようなら、脂漏性皮膚炎の可能性もあります。ビタミンB群の不足のせいで、皮脂を異常に分泌しすぎる病気なので、皮膚科に行って塗り薬を処方してもらったり、ビタミンB群をサプリメントなどで補給して、まず皮膚炎を治療しましょう。

ここまで例にあげたような肌荒れ状態がずっと続くと、肌が弱って、ビニールのように薄くなる菲薄化という現象が起こり、血管が透けやすくなってしまう事があります。その場合は、年齢化粧品などを使って、肌のコラーゲンを回復させて、肌の厚みを取り戻す事が、赤ら顔改善の近道になります。

そして近年注目されているのが、中高年を中心に、頬・眉間・鼻なのが赤くなり、ニキビなどの肌トラブルが起きる、酒さという症状です。酒さは未だに原因不明で、治療の方法がまだ確立されていないので、飲み薬で進行を抑えるしかありません。心当たりがあれば、皮膚科を受診すると良いでしょう。

一見、肌トラブルが原因の赤ら顔にも、もっと深い理由が別にあったり、他の病気が隠れている場合もあるんですね。

肌がひび割れたように赤くなる赤ら顔は自律神経失調症が原因?

炎症が原因の場合、赤みが滲むような赤ら顔になりますが、血管がひび割れのように、顔の表面に赤く透けて見える場合があります。これは炎症ではなく、毛細血管拡張症と呼ばれる症状です。

原因はまだはっきり解明されていませんが、自律神経の乱れなどが原因で、血管が広がったままになり、その赤い色が肌の表面に透けてしまうためと言われています。一番有効な治療方法は、レーザーによって赤い色素を無色にする治療です。レーザー治療は、皮膚科などで受ける事ができますよ。

肌トラブルや栄養失調、自律神経失調症など、赤ら顔には様々な原因があったんですね。皮脂の分量を調整する作用がある、ビタミンB群をサプリメントで摂取したり、赤ら顔対策化粧品などで、肌をしっかりケアすると、赤ら顔改善に効果的ですね。また、自律神経を整えるのに、運動や睡眠の時間を見直しても良いでしょう。

赤ら顔は肌や体からのSOSサインです。不調があれば、それをしっかりケアしてあげると、赤ら顔が改善する場合が多いんですね。